みなさん、こんにちは。マレーシア在住のオンラインライフコーチの常岡です。今日は「思考の電車」というお話をしたいと思います。これは、私たちの心の中で起こっていることを、ちょっと面白い角度から見てみようという試みです。
さて、皆さんは自分の頭の中がごちゃごちゃになったことはありませんか?
「やらなきゃ」「どうしよう」「間に合わない」「腹が立つ」「悲しすぎる」なんて考えと感情が次々と生まれてきちゃう。
例えば「腹が立つ」で頭がいっぱいになったとき、初めは小さなきっかけや出来事だったかもしれないけど、考えているうちにどんどん感情が大きくなって、もう目の前のことだけでなく、昔のことや、まだ起きてない未来のことにまで腹が立ってくる。そのせいで、やるべきことがうまくいかなかったりして、またさらに感情が大きくなってしまう。
そんなとき「あ、私は今『怒り発、失敗行きの電車』に乗ってるわ」と考えてみてほしいんです。
不安や焦り、怒りや悲しみは「あなたそのもの」ではなく、1本の電車。あなたは乗客だと。
電車であれば「降りる」ことができます。
「降りる」と思ったら、電車にはドアがあり、停まる駅があり、プラットフォームがあります。
停車のタイミングは「降りられる」と気づいた時です。
電車は停まり、ドアがぷしゅーっと開きます。
さあ、ホームに降り立ったあなた。周りを見渡してみてください。他にどんな電車が見えますか?
「不安発、絶望行き」
「後悔発、落ち込み行き」
「喜び発、幸福行き」
「感謝発、充実行き」
「失敗発、成長行き」
「迷い発、決断行き」
「孤独発、出会い行き」
どの電車に乗ることもできますし、どこで降りることもできます。
しばらくプラットフォームで行きかう電車をぼんやり眺めているのもいいでしょう。
例えば、仕事で大きなプレゼンを控えているとします。「うまくいくかな」「失敗したらどうしよう」なんて不安電車に乗っちゃいました。でも、その時こう言ってみてください。「あ、今不安を感じてるな」。このひと言でその電車から降りられるんです。
そして、別の電車を選んでみる。「今の自分にできる準備は何だろう?」とか「過去に成功した経験はあったかな?」なんて自信電車に乗ってみる。おのずと目的地は変わってくるはずです。
更に、あなたは運行管理士でもあります。路線を走る数ある電車の「始発駅」も「目的地」も決めることができ、どんな路線をどんなスピードで走らせるかも自由自在です。
思考や感情に翻弄されて、つらくなったり、落ち着かなくなったり、思い通りにはいかない時
つまり、乗っている電車の揺れや速度に振り回されて、必死につり革にしがみついている時
このことを思い出してください。練習方法は簡単です。
- 自分の気持ちや考えを「電車」としてイメージする
- 「この電車から降りられる」と言葉にする
- 電車が停まり、開いたドアからホームに降りる場面をイメージをする
これを日々の生活の中で少しずつ実践してみてください。最初は難しく感じるかもしれません。でも、大丈夫。「難しい発、うまくいく行」電車です。途中で降りて休憩してもかまいません。お茶と駅弁でも買ってほっと一息つきましょう。
お一人では難しいと感じられたら、ぜひ私にお手伝いさせてください。
オンラインライフコーチング There Will Be Answers. ではNLP(神経言語プログラミング)とCBT(認知行動療法)にNVC(非暴力コミュニケーション)を組み合わせ、あなたの頭と心と体の声をしっかり伺い、その中から小さく光る「本当に望むこと」を発見し、それを叶える行動を一緒に作っていきます。
公式LINE( https://lin.ee/wTcun6T )またはホームページ( https://terewillbeanswersx.com/ )からお気軽にお問い合わせくださいませ。
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