もう自己否定で苦しまない!「ネガティブな私」の本当のニーズと賢く付き合うコツ

もう自己否定で苦しまない!「ネガティブな私」の本当のニーズと賢く付き合うコツ

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こんにちは、ライフコーチの常岡です。あなたの心の声を、一緒に聴かせてください。

こんにちは、ライフコーチの常岡です。「ココロとアタマとカラダの声をぜんぶ聴く」をモットーに活動しています。

もしかしたら、この記事を読んでくださっているあなたは、

「また自分を責めちゃった…」
「どうして私はこんなにネガティブなんだろう…」


と、ご自身の中から聞こえてくる「自己否定の声」に、心が疲れてしまっているのかもしれませんね。「変わりたいのに、変われない…」そんな堂々巡りのような気持ちを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。そのお気持ち、本当によくわかります。

多くの方は、「自己否定=悪いもの」と考えて、なんとかしてその声を消そう、なくそうと頑張ってしまいます。でも、そうすればするほど、なぜか余計に苦しくなってしまう…そんな経験はありませんか?

私自身も、過去にはそんな葛藤を抱えていました。でも、ライフコーチとして多くの方のご相談に乗り、また心理学、NLP(神経言語プログラミング)、NVC(非暴力コミュニケーション)やコーチングを学ぶ中で気づいたのは、その「自己否定の声」は、必ずしも敵ではないのかもしれないということです。

もしかしたら、それはあなた自身からの、とても大切な「SOS」や「本当はこうしたいんだ!」という切実な願いが、ちょっと不器用な形で現れているだけなのかもしれないのです。

このブログでは、そんな「自己否定の声」を無理やり手放すのではなく、「そっか、そう感じているんだ」と優しく耳を傾け、その声の奥にあるあなたの「本当の想い(ニーズ)」を一緒に見つけ出し、どうすればその想いを大切にしながら、もっと心地よく生きていけるのか、その具体的なヒントを、わかりやすくお伝えしていきたいと思っています。

この記事が、あなたがご自身のことをもっと深く理解し、ちょっぴり生きやすくなるためのお守りのような存在になれたら、こんなに嬉しいことはありません。どうぞ、リラックスして読み進めてみてくださいね。

第1章:その自己否定、実はあなたへの大切なメッセージかも? ─ 自己否定の裏側にある「声」の正体

「どうせ私なんて…」「また失敗するに決まってる」「誰も私のことなんて気にかけていない」…。こうした自己否定の声は、私たちの心を鉛のように重くし、一歩踏み出す勇気をくじいてしまうことがあります。自己肯定感の上げ方がわからないと悩む方の多くが、この内なる批判的な声に日々苛まれているのではないでしょうか。

  1. 「自己否定」と聞いて、どんなイメージがありますか?
    一般的に自己否定とは、自分自身に対して否定的な評価を下し、「自分には価値がない」「自分は劣っている」といった考えに囚われてしまう状態を指します。この状態が続くと、新しいことに挑戦する意欲が削がれたり、人間関係において消極的になったり、気分の落ち込みが慢性化したりと、私たちのウェルビーイング(精神的、身体的、社会的に良好な状態)に様々な影響を及ぼします。誰だって、自分を否定する声に苦しめられるのは辛いものです。
  2. でも、本当に「ただ悪いもの」なのでしょうか?
    ここで少し視点を変えてみましょう。その不快な自己否定の声は、本当にただあなたを苦しめるためだけに存在しているのでしょうか? もしかしたら、その声の奥には、あなた自身を守ろうとする健気な働きや、まだ言葉になっていない大切な「ニーズ」が隠れているのかもしれません。

    例えば、「どうせ失敗するからやめておけ」という声は、過去の痛みを繰り返したくないという「自己防衛」の現れかもしれません。また、「もっとちゃんとやらなきゃダメだ」という厳しい声は、「もっと成長したい」「人から認められたい」という切実な「成長欲求」や「承認欲求」が表現されている可能性もあります。

    人には、こうした複雑な心の動きがあります。実は、一見ネガティブな思考にも、私たちを生かそうとする何らかの意図やメリットが潜んでいる場合があるのです。
  3. 「自己否定=悪」という思い込みを手放すことから始めよう
    多くの場合、私たちは自己否定的な考えが浮かぶと、「こんなことを考えてはいけない」「ポジティブにならなきゃ」と、その声を無理やり押さえつけようとしたり、消し去ろうとしたりします。しかし、心理学の世界では、感情や思考を無理にコントロールしようとすることは、かえってその感情や思考を強めてしまう「逆効果」を生むことがあると言われています。

    アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)という心理療法では、「アクセプタンス(受容)」という考え方が重視されます。これは、不快な感情や思考も含め、自分の内側で起こっていることを、良い悪いの判断をせずに、ありのままに受け入れるという態度です。自己否定の声を無理に消そうとするのではなく、まずは「ああ、今、私の中にこんな声があるんだな」とその存在を認めてあげることが、変化への第一歩となるのです。

ライフコーチ的アドバイス①:あなたの「自己否定の声」にニックネームをつけてみよう

自己否定の声と少し距離を置き、客観的に捉えるための楽しいワークをご紹介します。それは、あなたの内側から聞こえてくる批判的な声や不安を煽る声に、「ニックネーム」をつけてみることです。 やってみよう!「内なる声のキャラクター化」

  1. 目を閉じて、最近よく聞こえてくる自己否定の声(フレーズ)を思い出してみましょう。その声は、どんなイメージですか? どんなキャラクターが喋っていそうですか?
    • 例:いつも心配ばかりしているお婆さんのような声なら「心配性のウメさん」例:完璧を求めて厳しくチェックしてくる監督のような声なら「完璧主義の鬼コーチ」例:「どうせ私なんて…」と呟く小さな子どものような声なら「自信なしのケン太くん」
    そのキャラクター(ニックネームをつけた声)が、どんな時に現れやすいか、どんな口癖があるか、少し観察してみましょう。
このワークの目的は、自己否定の声をを自分自身と同一視するのではなく、まるで自分の中にいる「同居人」のように少し客観的に捉えることで、その声に振り回されにくくするための一つの工夫です。「また〇〇さんが何か言ってるな」と気づけるようになると、その声との付き合い方が少し変わってくるかもしれません。

第2章:「私」を深く理解する時間 ─ 自己否定の声と対話し、本音のニーズを見つけるステップ

自己否定の声をただの邪魔者として扱うのではなく、大切なメッセージかもしれないと捉え直すことができたら、次はその声ともっと深く対話し、その奥にあるあなたの「本音のニーズ(本当に求めていること)」を見つけ出す旅に出ましょう。このプロセスは、自分自身をより深く理解し、自分を丸ごと味方につけるための非常に重要なステップです。

  1. ステップ1:自分の内なる「声」に丁寧に耳を澄ます
     まずは、あなたの内側で響いている「自己否定の声」に、判断や評価を挟まず、ただ静かに耳を澄ませてみましょう。難しく考える必要はありません。 どんな言葉で、その声はあなたに語りかけていますか? 厳しい口調ですか? それとも、弱々しい自信なさげなトーンでしょうか? その声が浮かんでくると、どんな感情が湧き上がってきますか?(例:不安、悲しみ、怒り、無力感など)。

    ここでは、その思考や感情を「良い」「悪い」とジャッジしたり、「こんなこと感じちゃダメだ」と抑えつけたりせず、「ああ、今、私はこんなことを考えているんだな」「こんな風に感じているんだな」と、ただありのままに観察することが大切です。これはマインドフルネス瞑想にも通じる「気づき」の練習です。「自分の気持ちがわからない 時」は、まずこの静かな観察から始めてみましょう。
  2. ステップ2:その「声」が伝えたい本当の気持ち(感情)とその奥にある「願い」(ニーズ)を探る
     自己否定の声が発する言葉の表面だけを捉えるのではなく、その背後にある「感情」と、さらにその奥に隠れている「本当に満たしたい願い(ニーズ)」を探っていくことが、NVC(非暴力コミュニケーション、共感的コミュニケーションとも呼ばれます)の考え方では非常に重要視されます。

    NVCの創始者マーシャル・ローゼンバーグ博士は、私たちのあらゆる行動や感情の根源には、人間として共通の普遍的なニーズ(例:安全、つながり、理解、尊重、貢献、成長など)があると述べています。例えば、「どうせ私には無理だ」という自己否定の声の裏には、「失敗するのが怖い(感情)」があり、さらにその奥には「安心して挑戦したい(ニーズ)」や「傷つきたくない(ニーズ)」という切実な願いが隠れているのかもしれません。

    自己否定の言葉 背景にあるかもしれない感情 → さらに奥にあるかもしれないニーズ(願い)
    ・ 「私は本当にダメな人間だ」  悲しみ、無力感、自己嫌悪 認められたい、愛されたい、受け入れられたい
    ・「どうせ誰も私のことなんて理解してくれない」 → 孤独感、寂しさ、失望 理解されたい、共感されたい、繋がりたい、大切にされたい
    ・「また失敗したらどうしよう」 → 不安、恐れ 安心したい、安全でいたい、成功したい、信頼されたい
    ・「もっと頑張らないと価値がない」 → 焦り、プレッシャー 貢献したい、成長したい、認められたい、必要とされたい
  3. ステップ3:その「願い」(ニーズ)を満たすための新しい「選択肢」を見つける
     自己否定の声の奥にある「本当の願い(ニーズ)」が見えてきたら、次に考えるのは「じゃあ、どうすればその願いを、もっと自分にとって優しくて建設的な方法で満たすことができるだろう?」ということです。

    これまであなたが取ってきた自己否定的な行動パターン(例えば、挑戦を避ける、人と距離を置く、自分を責め続けるなど)も、実はその奥底にあるニーズを満たそうとする、ある種の「戦略」だったのかもしれません。ただ、その戦略が少し不器用で、結果的に自分を苦しめてしまっていただけかもしれないのです。

    例えば、「失敗するのが怖くて挑戦できない(自己否定的行動)」というパターンがあったとして、その奥に「安心して挑戦したい(ニーズ)」を見つけたとします。では、この「安心して挑戦したい」というニーズを満たすために、挑戦を完全に諦める以外の方法はないでしょうか?

    • 小さなステップから始めてみるのはどうだろう?

    • 信頼できる人にサポートをお願いするのはどうだろう?

    • 失敗しても大丈夫なように、あらかじめ準備できることはないだろうか?

    このように、ニーズを満たすための「新しい選択肢(行動)」を考えてみるのです。「新しい自分になる方法」や「行動を変える きっかけ」は、このように自分の内なるニーズを深く理解し、それに応える新しい方法を見つけ出すことから始まるのかもしれません。
    問題の原因を探るよりも、「どうなりたいか(望ましい状態)」に焦点を当て、そのために今できる小さな変化や、過去にうまくいった経験(例外)を見つけ出すことを重視します。あなたの中にも、まだ気づいていないリソースや、既にできていることがあるはずです。

ライフコーチ的アドバイス②:「もし、その声があなたの大切な親友だとしたら?」

自己否定の声に気づいたとき、つい私たちはその声を敵視してしまったり、反発したくなったりするものです。しかし、ここで一つ、視点を変える魔法の質問を提案します。それは、「もし、その自己否定の声が、あなたのことを心から心配している大切な親友だとしたら?」と考えてみることです。

「自分と向き合うのが怖い」と感じている方にとって、この質問は少し優しい気持ちで自分の内面と向き合うきっかけになるかもしれません。 自分に問いかけてみましょう:

  • 「この親友(自己否定の声)は、私のことを心配して、本当は何を伝えようとしてくれているんだろう?」「この親友は、私がどんな危険を避けられるように、どんな失敗をしないように、こんなことを言ってくれているんだろう?」「この親友は、最終的に私がどうなることを願って、こんなにも一生懸命にメッセージを送ってくれているんだろう?」
もしかしたら、その声は「あなたに傷ついてほしくないんだよ」「もっと安全な道を選んでほしいんだよ」「あなたにはもっと幸せになってほしいんだよ」という、不器用ながらも愛に満ちたメッセージを送ってくれているのかもしれません。

そう思うと、少しその声に対する見方が変わりませんか? 敵ではなく、心配性の味方として、その声の言い分も聞いてあげようという気持ちになれるかもしれません。

第3章:ネガティブな「私」も愛おしい ─ ありのままの自分で心地よく生きるヒント

自己否定の声の奥にあるメッセージやニーズを理解しようと努める中で、あなたは少しずつ自分自身との新しい関係性を築き始めているはずです。この章では、自己否定感が完全になくならなくても、そんな「ネガティブな私」も含めて、ありのままの自分で心地よく生きていくためのヒントをお伝えします。

  1. 自己否定があっても大丈夫。「完璧じゃない自分」を許し、受け入れる勇気
     多くの人が、「自己否定を完全になくさなければ幸せになれない」と思い込んでいるかもしれません。しかし、人間である以上、ネガティブな感情や思考が一切なくなるということは現実的ではありません。「ありのままの自分 受け入れる」ということは、自己否定感も含めて、「それも今の私の一部なんだな」と認めてあげることです。

    「不完全な自分を愛する」というのは、言うは易く行うは難し、と感じるかもしれません。しかし、考えてみてください。あなたの周りにいる大切な人たちは、完璧だから好きなのでしょうか? きっと、その人の良いところも、ちょっと不器用なところも、全部含めてその人らしさとして受け入れているのではないでしょうか。

    自分に対しても、同じように接してみませんか? 研究者のブレネー・ブラウン博士は、著書「傷つく勇気(原題:Daring Greatly)」の中で、私たちが「弱さ(ヴァルネラビリティ)」を隠そうとせず、ありのままの自分をさらけ出すことの重要性を説いています。不完全さを受け入れることは、弱さではなく、むしろ真の強さと勇気の現れなのです。

    自己否定の声が聞こえてきても、「ああ、またあの声が何か言ってるな。でも、そんなあなたも私の一部だよね」と、少し距離を置きつつも、その存在を否定せずにいられるようになると、心はぐっと楽になります。
  2. セルフコンパッション:自分自身への最大の理解者・応援者になる
     自己否定の声と上手に付き合っていく上で、非常に強力な味方となるのが「セルフコンパッション(自分への思いやり)」です。これは、自分が苦しい時、失敗した時、あるいは自分の欠点に気づいた時に、自分自身を厳しく批判するのではなく、まるで大切な友人に接するように、優しく理解ある態度で自分に接することを意味します。 セルフコンパッション研究の第一人者であるクリスティン・ネフ博士によれば、セルフコンパッションは主に3つの要素から成り立っています。

    自分への優しさ(Self-Kindness): 自分の痛みや失敗に対して、批判や自己嫌悪ではなく、温かい気持ちで接すること。
    ・共通の人間性(Common Humanity): 苦しみや不完全さは自分だけのものではなく、人間なら誰でも経験するものだと認識すること。「私だけがダメなんだ」という孤立感から抜け出す助けになります。
    ・マインドフルネス(Mindfulness): ネガティブな感情や思考に飲み込まれすぎず、かといって無視するのでもなく、バランスの取れた意識で、ありのままに観察すること。

    例えば、自己否定の声が聞こえてきて辛くなったら、「そっか、今、そう感じているんだね。辛いよね。でも大丈夫だよ」と、自分自身に優しく語りかけてみてください。まるで、傷ついた小さな子どもを慰めるように。自分自身が最大の理解者であり、応援者になることができれば、自己否定の声に圧倒されることは格段に減っていくでしょう。
  3. 自分を応援する環境と、継続のための知恵
     自己否定の声と上手に付き合い、自分を大切にする習慣を育んでいくためには、自分一人だけで頑張りすぎないことも大切です。意識的に、あなた自身を応援してくれる環境を作り、継続していくための知恵を身につけましょう。
    • 信頼できる人との対話: あなたの気持ちを安心して話せる家族、友人、パートナー、あるいは専門家(カウンセラーやコーチ)などに、ありのままの気持ちを打ち明けてみましょう。話すことで気持ちが整理されたり、客観的な視点をもらえたりすることがあります。
    • 安心できる場所の確保: 物理的な場所だけでなく、心がホッとできる時間や活動(趣味、自然に触れる、好きな音楽を聴くなど)を意識的に持つことも大切です。
    • 「お守り言葉」や「安心行動リスト」を作る: 自己否定の声が特に大きくなった時や、気分が落ち込んだ時に、自分を励ましたり、安心させてくれたりする言葉(例:「大丈夫、あなたは一人じゃない」「ここまでよく頑張ってきたね」)や、気分転換になる具体的な行動(例:温かい飲み物を飲む、好きな香りを嗅ぐ、散歩する)をあらかじめリストにしておくと、いざという時に役立ちます。
    • 公的機関のサポートも視野に: 繰り返しになりますが、自己否定の苦しさが日常生活に深刻な影響を与えている場合や、一人では抱えきれないほどの精神的な辛さを感じている場合は、決して無理をせず、専門の医療機関や相談窓口に助けを求めてください。
      • 厚生労働省「まもろうよ こころ」: https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
      • いのちの電話: https://www.inochinodenwa.org/
        (これらの情報は2024年5月現在のものです。ご利用の際は最新情報をご確認ください。)

ライフコーチ的アドバイス③:「自己否定さん」との上手な付き合い方会議
第1章のライフコーチ的アドバイスで、あなたの自己否定の声にニックネームをつけましたね?(例:「心配性のウメさん」など)。ここでは、その「自己否定さん」と、より建設的な関係を築くためのイメージワークをご紹介します。名付けて「自己否定さんとの上手な付き合い方会議」です。

1. リラックスできる状態で、心の中で会議室をイメージします。その会議室には、あなたの「自己否定さん(ニックネームをつけた声の主)」と、もう一人、「賢明で思いやりのあるあなた(リーダー役のあなた)」が座っています。

2. まずはリーダー役のあなたが、「自己否定さん」に優しく尋ねます。「〇〇さん(自己否定さんのニックネーム)、いつも私のことを心配してくれてありがとう。今日は、〇〇さんが何を一番心配していて、何を私に伝えたいのか、ゆっくり聞かせてもらえませんか?」「自己否定さん」の言い分(例:「また失敗したら傷つくでしょ!」「もっと完璧にやらないとみんなに迷惑がかかる!」など)を、遮らずに最後まで聴いてあげましょう。

3. そして、その言葉の裏にある「願い」や「心配」を受け止めます(例:「傷つかないように守りたいんだね」「みんなに迷惑をかけたくない、貢献したい気持ちがあるんだね」)。

4. 次に、リーダー役のあなたが、「自己否定さん」の心配や願いを尊重した上で、自分の本当の望みや、これからどうしていきたいかを伝えます。「〇〇さんの心配、よくわかったよ。ありがとう。その上で、私はやっぱり△△に挑戦してみたいんだ。なぜなら□□という大切な理由があるから。だから、〇〇さんの心配を少しでも和らげるために、こんな工夫をしてみようと思うんだけど、どうかな?」

5. このように対話を重ね、お互いの言い分を尊重しながら、協力して前に進むための方法を探るイメージです。自分を責める気持ちが止まらない時や、自己否定の声に圧倒されそうになったら、この「内なる会議」を開いてみてください。一方的に声を抑えつけるのではなく、対話し、理解しようとすることで、自己否定の声も少しずつ協力的になってくれるかもしれません。それはまさに、自分自身を丸ごと味方につけるプロセスなのです。

おわりに:あなたの「ありのまま」を全力で応援します

ここまで、自己否定の声を敵視するのではなく、その奥にある大切なメッセージやニーズを理解し、上手に付き合いながら自分を丸ごと味方につけるための思考法やヒントをお伝えしてきました。

自己否定の感情は、決してあなただけの特別なものではありませんし、完全になくさなければならない「悪」でもありません。それは、あなたが生きていく上で何かを知らせようとしてくれている、あなた自身からのサインなのです。その声に丁寧に耳を傾け、そのメッセージを読み解き、その奥にある純粋な願いを大切に育んでいくこと。それが、「ネガティブな私」も愛おしい「ありのままの自分」として受け入れ、心地よく生きていくための鍵となります。

このプロセスは、時に一人では難しく感じることもあるかもしれません。自分の内なる声と向き合うのは勇気がいることですし、長年の思考パターンを変えていくには根気も必要です。

もし、あなたがご自身の内なる声との対話をもっと深め、隠れたニーズを見つけ出し、それを満たすための具体的な一歩を、信頼できる誰かと一緒に見つけたいと感じたなら、ぜひ一度、私のライフコーチングの扉を叩いてみてください。

オンラインライフコーチングサービス「There Will Be Answers.では、「ココロとアタマとカラダの声をぜんぶ聴く」をモットーに、あなたが抱える自己否定の悩みや生きづらさの根本にある声に共に耳を澄ませ、あなたが本当に望む未来を実現するためのお手伝いをしています。

私のコーチングでは、NLP(神経言語プログラミング)やCBT(認知行動療法)、NVC(非暴力コミュニケーション)といったアプローチを大切にしながら、何よりもあなたの個性と今の気持ちを尊重した、オーダーメイドのセッションをご提供します。あなたの自己否定の声も含め、あなたの全てをジャッジすることなく受け止め、あなたが本当に望む生き方、あなただけの「自分との上手な付き合い方」を見つける旅を、伴走者として心からサポートさせていただきます。

「変わりたいけど、どうしたらいいか分からない」「自己否定のループから抜け出したいけど、一人では難しい」「もっと自分を深く理解し、自分らしく生きたい」…そんなあなたの切実な想いに、代表ライフコーチの常岡が、誠心誠意向き合います。

まずは、ホームページをご覧いただき、サービスの詳細や私の想いをご確認いただけると嬉しいです。
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ご質問やご相談は、お気軽に公式LINEなどからお問い合わせください。
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あなたの「ありのまま」が輝き出し、自己否定の声さえも人生の羅針盤の一部として活かせるようになる。そんな未来への第一歩を、一緒に踏み出してみませんか?

あなたの人生が、より豊かで、あなた自身にとって心地よいものになるよう、心から応援しています。


【免責事項】
本記事は、自己理解を深め、より良い人生を歩むための一助となる情報を提供することを目的としており、医学的アドバイスや治療を代替するものではありません。精神的な不調が続く場合や、専門的な治療が必要だと感じる場合は、必ず医師や専門機関にご相談ください。記事内で紹介した公的機関の情報は、記事執筆時点のものであり、最新情報は各機関の公式サイト等でご確認ください。本記事の内容の実行は、ご自身の判断と責任において行ってください。

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